3D CAD/CAM/CAEのFusion360でXY平面、XZ平面、で押し出し回転穴コマンドを使ったM10用座ぐり穴のモデリングの練習作業を紹介します。

座ぐり穴の作成

Φ200×20の面板に
M10用座ぐり穴をP.C.D.150で4等配です。
図面のPDFはこちらです。

3DCAD FUSION360 練習用M10座ぐり穴図面

面板のモデリング作業は省略します。

作業手順は

  1. 平面の選択
  2. 2Dで穴・穴位置のスケッチ
  3. 押し出し・ねじコマンド・回転を使って3D化
  4. 面取りを使ってC1面取りの作成
  5. 円形状パターンを使って複製

になります。

最後に動画があるので確認してください。

押し出しを使って作成

モデル上面にΦ11とΦ17の円をスケッチして押し出しを使って作成します。

平面の選択

スケッチを作成とモデル上面を選択します。

スケッチを作成とモデル上面を選択

2Dで穴のスケッチ

スケッチを作成とモデル上面を選択したら
中心と直径で指定した円を選択して
適当に二つの円を作成します。

円を選択して二つの円をスケッチ

二つの円を作成したら
水平/垂直の拘束を選択して
原点と円の中心を選択します。

水平垂直の拘束

水平の拘束をしたら
スケッチ寸法を選択して
原点から円の中心の寸法を入力します。
150/2です。

スケッチ寸法で穴ピッチ入力

原点から円の中心の寸法を入力したら
円の寸法を入力します。
11と17です。

スケッチ寸法で円に寸法入力

スケッチに問題がなければスケッチを終了します。

座ぐり穴用スケッチを終了

押し出しを使って3D化

スケッチを終了したら
押し出しを選択して
プロファイルを選択します。

押し出しとプロファイルを選択

プロファイルを選択したら
押し出し寸法を入力します
-20です。

押し出し寸法を入力

貫通したのを確認します。

押し出し後の確認

同じく座ぐり穴を押し出ししますが、スケッチが消えてしまいます。
(設定で変わる)

消えてしまったら
ブラウザにあるスケッチの目のマークで表示させることができます。

スケッチが消えたら目のマークで表示

押し出しと座ぐりのプロファイルを選択して座ぐり寸法を入力します。
-10.8です。

押し出しで座ぐり寸法をマイナス入力

確認して問題がなければ押し出しの作業は終わりです。
もし確認しにくい場合。検査にある断面解析を使います。

断面解析を選択して
断面を作成する平面を選択します。

断面を作成する平面を選択

確認ができたらキャンセルを選択します。
(今回は一持的な確認なのでキャンセルを選択)

一時的な確認時はキャンセル

面取りを使ってC1面取り

修正にある面取りを使ってC1面取りをします。

面取りを選択します。

修正の面取りを選択

面取りを選択したら
面取りをするエッジを選択します。

面取りをするエッジを選択

面取りをするエッジを選択したら
面取り寸法を入力します。
1です。

面取りサイズを1Cに設定

確認して問題がなければ座ぐり穴の作業は終わりです。

穴コマンドを使って作成

モデル上面に点をスケッチをして穴コマンドを使って作成します。

平面の選択

スケッチを作成とモデル上面を選択します。

スケッチを作成とモデル上面を選択

2Dで点のスケッチ

スケッチを作成とモデル上面を選択したら
点を選択して

座ぐり作成用の点を選択

図面と同じような位置に点を作成します。

図面と同じような位置に点を作成

図面と同じような位置に点を作成したら
水平/垂直の拘束を選択して
原点と点を選択します。

水平垂直の拘束をする

水平の拘束をしたら
スケッチ寸法を選択して
原点から点の寸法を入力します。
150/2です。

スケッチ寸法で原点と点を選択

スケッチに問題がなければスケッチを終了します。

点のスケッチ終了後選択

穴コマンドを使って3D化

スケッチを終了したら
穴コマンドを選択して
点を選択します。

穴あけする点を選択

点を選択したらメニューに数値を入力します。

穴コマンドメニュー表示

緑枠部ざぐりを選択
橙枠部単純を選択
青枠部は上から

  • (すべて)(Φ11の深さ)
  • 17mm(座ぐり径)
  • 10.8mm(座ぐり深さ)
  • 118.0deg(Φ11の選択角度)
  • 11(下穴径)

と入力してOKを選択します。

穴コマンドメニューに数値入力

確認して問題がなければ穴コマンドの作業は終わりです。

穴コマンドで作成した座ぐりの確認

面取りを使ってC1面取り

修正にある面取りを使ってC1面取りをします。

面取りを選択します。

修正の面取りを選択

面取りを選択したら
面取りをするエッジを選択します。

面取りをするエッジを選択

面取りをするエッジを選択したら
面取り寸法を入力します。
1です。

面取りサイズを1Cに設定

確認して問題がなければ座ぐり穴の作業は終わりです。

回転を使って作成

XZ平面に線分で輪郭をスケッチして回転を使って作成します。

平面の選択

スケッチを作成とXZ平面を選択します。

スケッチを作成とXZ平面を選択

2Dで輪郭のスケッチ

スケッチを作成とXZ平面を選択したら
線分を選択して
寸法など意識せず適当に座ぐりと面取りの輪郭をスケッチします。

ボディを非表示にするとスケッチしやすいです。
ブラウザの目のマークを選択すると非表示にできます。

適当に座ぐりと面取りのスケッチを作成

座ぐりと面取りの輪郭をスケッチしたら
水平垂直の拘束を選択して
原点とスケッチの基準点を選択します。

原点と線分の基準点を選択

原点とスケッチの基準点に水平の拘束をしたら
スケッチ寸法を選択して
原点からスケッチの基準点までの寸法を入力します。
150/2です。

原点から座ぐり位置まで半径で寸法入力

原点からスケッチの基準点までの寸法を入力したら
座ぐりと面取りの寸法を入力します。

径方向は半径入力で長方向は正寸入力します。

座ぐり寸法を半径と正寸で入力

スケッチに問題がなければスケッチを終了します。

線分寸法入力確認後スケッチを終了

回転を使って3D化

スケッチを終了したら
回転を選択して
回転軸を選択します。

座ぐりモデリングの回転軸を選択

回転を選択して回転軸を選択したら
形状の確認をします。

問題がなければOKを選択します。

回転後のモデルを確認

確認して問題がなければ座ぐり穴の作業は終わりです。

回転で作成した座ぐりの確認

円形状パターンを使って複製

座ぐり穴が作成出来たら円形状パターンを使って4等配にします。

画面下側にあるタイムラインのアイコンをキーボードのCtrlキーを押しながら選択します。

選択するとモデルの色が変わります。

タイムラインのアイコンを選択するとモデルの色が変わる

左から作業をしたアイコンが作成されていきます。

こちらの画像は押し出しで作成したときのアイコンです。
押し出しで複製する場合、右から三つのアイコンを選択します。

3DCAD FUSION360 アイコンの説明

アイコンを選択したら
作成にある円形状パターンを選択します。

作成にある円形状パターンを選択

円形状パターンを選択したら
回転中心になる軸を選択します。
今回はZ軸です。

回転中心になる軸を選択

回転中心になる軸を選択したら
複製する数値を入力します。
4です。

確認をして問題がなければ、モデル作成の作業は終わりです。

座ぐり穴付き面板のモデリング終了

3D CAD Fusion360モデリング動画

今回の記事と同じモデリングの練習をした動画です。

最後に

今回作成した穴の形状では違いがそこまで出ませんが、形状によっては作成が難しかったり、作成時間に差が出たりします。
作成の向きやコマンドを変えたモデリングの練習は必要だと思います。