図面にクーピーペンシル

図面に色を塗って加工のグループ分けをする作業を紹介します。

すごく簡単な作業ですが、すごく効果は大きいです。
図面をスムーズに読めるようになっても、加工をする種類が多い時には必ずやってほしい作業です。

※図面に色を塗っても平気か確認してから作業してください。

外形寸法に蛍光ペンで色を塗る

外形寸法に色を塗ります。
蛍光ペンは明るい色を使いましょう。

図面外形寸法

穴加工のグループ別にクーピーペンシルで色を塗る

小さい穴から濃い色を使って塗っていきます。
小さい穴は目に入りやすいように、はみ出して塗りましょう。

M3加工を赤色で塗る

穴の内側だけ塗っても目に入ってこないので、はみ出して塗ります。

図面M3加工

M4加工を青色で塗る

図面M4加工

M6加工止まり穴を緑色で貫通穴を茶色で塗る

止まり穴と貫通穴は別グループにします。

M6加工止まり穴

M6加工貫通穴

Φ6.6穴Φ11座加工を橙色で塗る

このくらいの大きさになってくると、薄い色で塗っても目に入りやすくなってきます。

Φ6.6穴Φ11座加工

M16加工を黄緑色で塗る

薄い色は大きい穴で使いましょう。

M16加工

これで作業は終了です。

作業前と作業後の比較

どこにどんなグループがあるか、そのグループの加工指示はどこなのか、わかりやすくなったと思います。

図面の比較

最後に

最初のうちは図面を読む練習にもなります。

色を塗るという作業が増えてしまいますが、空いた時間にでも出来る作業です。
図面を読む速度が上がり、読み間違いも減るのでやってみてください。