簡単な物ばかりですがモデリングの操作が慣れてきて、気になるところにも触れられるようになってきました。
知らないことが多く、全然使いこなせていませんがツールバーとブラウザの簡単な説明をまとめたので良かったら参考にしてください。
ツールバー
緑枠部のツールバーです。
多く使用するコマンドを、ここに表示させる設定ができます。
アイコンにカーソルを合わせクリックするとコマンドが実行され、
アイコンにカーソルを合わせ動かさず少し待つとアイコンの説明が表示されます。
緑枠部をクリックするとメニューが開きます。
メニューにカーソルを合わせクリックするとコマンドが実行され、
メニューにカーソルを合わせ動かさず少し待つとアイコンの説明が表示されます。
横にある点をクリックすると設定ウィンドウが表示されます。
ツールバーにピンで固定
ツールバーにアイコンが表示されるように設定します。
ツールバーにピンで固定にチェックを入れるとツールバーにアイコンが表示されるようになり、
チェックを外すとツールバーのアイコンが非表示になります。
よく使うコマンドはチェックを入れて、使わないコマンドのチェックは外します。
ショートカットにピンで固定
ショートカットウィンドウにアイコンが表示されるように設定します。
ショートカットにピンで固定にチェックを入れるとショートカットウィンドウにアイコンが表示されるようになり、
チェックを外すとショートカットウィンドウのアイコンが非表示になります。
ショートカットウィンドウはキーボードのSを押すとカーソルの横に表示されます。
ショートカットウィンドウに表示させたいコマンドがある場合、ショートカットにピンで固定にチェックを入れます。
ショートカットウィンドウにチェックを入れたコマンドが表示されます。
キーボードショートカットを変更
キーボードのキーを押したときにコマンドが実行される設定をします。
キーボードショートカットを変更をクリックするとキーボードショートカットを変更ウィンドウが表示されます。
設定したいキーを入力してOKをクリックします。
設定したキーを押すとコマンドが実行されます。
Zで設定したので、
キーボードのZを押すとコマンドが実行されます。
すでに設定されているキーを設定すると上書きされてしまうので注意してください。
設定されているショートカットキーは緑枠部で確認ができます。
ブラウザ
緑枠部のブラウザです。
原点や平面、作成したスケッチやボディなどが、ここに表示されます。
ブラウザ上部のバー
緑枠部の矢印をクリックするとブラウザを非表示にすることができます。
緑枠部の矢印をクリックすると表示されます。
橙枠部にカーソルを合わせて少し動かしても表示されます。
ブラウザからカーソルが離れると、ゆっくりと非表示になります。
緑枠部のマイナスをクリックするとメニューを非表示にすることができます。
メニューが非表示になってマイナスがプラスに変わります。
プラスをクリックするとメニューが表示されます。
緑枠部の縦棒を横にドラッグすると幅の調整ができます。
ファイル名
キューブと文字が反転している部分はファイル名です。
この製品をキューブと名前を付けて保存したのでキューブと表示されています。
ソフトを開いたばかりでファイルの保存をしていない場合は(未保存)となっています。
緑枠部の三角をクリックするとメニューが閉じます。
閉じた状態で三角をクリックするとメニューが開きます。
緑枠部の目のマークをクリックするとキューブのメニューにある情報が非表示になります。
右側にあったモデル(原点、ボディ、スケッチ)が非表示になり、目のマークが半透明になりました。
緑枠部の半透明になった目のマークをクリックするとキューブのメニューにある情報が表示されます。
緑枠部の○マークにカーソルを合わせるとコンポーネントをアクティブ化と表示されます。
丸のマークの中に点があり、現在キューブが選択されている状態です。
ひとつの製品では説明が難しいので、取り付け治具のファイルで説明します。
下のファイルは円筒取り付け治具(角の板)に
インロー、製品、フタ、M12、M6のモデルがあります。
インローにカーソルを合わせると丸のマークが表示されます。
(見えるようにモデルを動かしました)
丸のマークをクリックすると丸のマークの中に点ができ、円筒取り付け治具の丸のマークの中の点がなくなります。
各コンポーネント(インロー、製品、フタ、M12、M6)の中には、各モデルを作成したときの情報が入っています。
画像は、インローにの丸の中に点があるので、この後の作業で作成したスケッチやボディはインローの中に作成されます。
例えば、製品に図面の変更があった場合、製品の丸のマークをクリックして丸のマークの中に点ができた状態にして作業をすることになります。
ドキュメントの設定
緑枠部の三角マークをクリックするとメニューが表示されます。
表示されたメニューの単位:mmにカーソルを合わせるとアイコンが表示され、アイコンにカーソルを合わせるとアクティブな単位の変更と表示されます。
アイコンをクリックすると単位の変更をすることができるようになります。
設定ができる単位は
- センチメートル
- ミリメートル
- メートル
- インチ
- フィート
です。
ミリメートルの設定で100ミリの線を引いて
メートルに変更をすると100mmが0.1mに変更されます。
ビュー管理
緑枠部の三角マークをクリックするとメニューが表示されます。
初期設定では
- 上
- 前
- 右
- ホーム
が設定されています。
この向きは、画面右上にあるビューキューブと連動していてクリックした位置が正面に表示されます。
(モデルは、この向きに合わせて作成)
上をクリックすると上と書いてある面が正面に表示されます。
ホームをクリックするとホームに設定した位置が正面に表示されます。
この位置(緑枠部の点)が初期設定の位置で、この位置は変更をすることができます。
ビュー管理で右クリックすると新規名前付きビューと表示されます。
クリックすると現在表示されている位置を登録することができます。
XYZの原点を正面にしたのでXYZ原点に名前を変更します。
原点
緑枠部の三角マークをクリックするとメニューが表示されます。
- Oは原点
- XはX軸
- YはY軸
- ZはZ軸
- XYはXY平面
- XZはXZ平面
- YZはYZ平面
です。
カーソルを合わせるとワークスペースにある選択した項目の色が変わります。
カーソルを外すと色が戻ります。
クリックすると選択された状態になりモデルの色が変わります。
カーソルを外しても選択された状態は維持され色は変わったままになります。
右クリックでメニューを表示させて面をコピーしたり、ここからスケッチを開始したりすることができます。
目のマークをクリックすると原点のメニューにある情報が非表示になります。
右側のワークスペースにある原点が非表示になり、目のマークが半透明になりました。
緑枠部の半透明になった目のマークをクリックすると原点のメニューにある情報が表示されます。
メニューにある目のマークでも同じく、表示非表示の操作ができます。
ボディ
緑枠部の三角マークをクリックするとメニューが表示されます。
(わかりやすいようにボディを2つにしました。)
メニューにあるボディを選択すると、選択したモデルの色が変わります。
緑枠部の目のマークをクリックするとボディのメニューにある情報が非表示になります。
右側にあったモデルが非表示になり、目のマークが半透明になりました。
緑枠部の半透明になった目のマークをクリックするとボディのメニューにある情報が表示されます。
(黒い線や青い文字はスケッチです。)
メニューにある目のマークでも同じく、表示非表示の操作ができます。
ボディにカーソルを合わせて右クリックするとウィンドウが表示されます。
ウィンドウに
- ボディからコンポーネントを作成
- 新しいグループ
- 選択セット作成
- 表示/非表示
- 選択可能と選択不可を切り替え
があります。
ボディからコンポーネントを作成をクリックします。
ボディがコンポーネントに変化します。
アセンブリをするときにコンポーネントが必要になります。
新しいグループをクリックします。
新しいグループをクリックするとフォルダが作成されます。
画像のようにボディが複数ある場合
1列目、2列目、3列目、4列目などのグループを作成して分けます。
ボディをドラッグアンドドロップでフォルダに移動します。
緑枠部の数字はフォルダの中にあるボディの数です。
橙枠部のフォルダを選択するとモデルの色が変わります。
緑枠部の選択セットをクリックします。
選択セットをクリックすると選択セットが作成されます。
スケッチや
ボディを複数選択して右クリックした場合も選択セットが表示され、作成することができます。
ボディで作成された選択セットを選ぶとボディが選択されます。
(モデルの面や線の選択も可能です)
ボディを複数選択して作成された選択セットを選ぶと複数選択したボディ選択されます。
選択可能と選択不可を切り替えをクリックするとボディの選択可能と選択不可を切り替えることができます。
選択不可の状態になると、画像の緑枠部フォルダのアイコンに赤丸に斜線のマークが付きます。
この状態では、モデルのボディをクリックしても選択をすることができません。
モデルのボディをクリックしても選択をすることができませんが
ブラウザ内のグループやボディでは選択をすることができます。
スケッチ
緑枠部の三角マークをクリックするとメニューが表示されます。
(見やすくするためボディを非表示にしています。)
上からスケッチした順番に並んでいます。
緑枠部をダブルクリック
または
右クリックでウィンドウを表示させて橙枠部をクリックするとスケッチの編集をすることができます。
(既に作成されているスケッチを編集するので再スケッチになります。)
スケッチ1を作成したときは、スケッチ2~7は存在していなかったので、スケッチ1を再編集する場合、スケッチ2~スケッチ7は非表示になります。
スケッチ4を再編集する場合、スケッチ1~スケッチ3は表示され、スケッチ5~スケッチ7は非表示になります。
最後に
簡単に書くつもりでしたが長くなってしまいました・・
ここに書いたことを覚える必要はなく、『なんだろうこれ??』と気になってときに見る程度で十分です。
最初は、自分のよく使う操作(角物なら押し出し、軸物なら回転など)をスムーズにできるようになること意識した方が良さそうです。