3D CAD/CAM/CAEのFusion360のシートメタルの曲げコマンドで板厚2mmのL字アングルのモデリングの練習作業を紹介します。
XY平面にスロットで輪郭と長穴のスケッチ、モデル上面にコンストラクションで基準線のスケッチをしました。
L字アングルの作成
板厚2mmの×50mm×50mmのL字アングルです。
作業手順は
- 平面の選択
- 2Dで輪郭・基準線のパスのスケッチ
- 押し出しを使って3D化
- シートメタル変換
- 曲げコマンドで90度に曲げ
になります。
最後に動画があるので確認してください。
スロットを使って輪郭と長穴のスケッチ
XY平面にスロットで輪郭と長穴のスケッチをします。
平面の選択
スケッチを作成とXY平面を選択します。
2Dで輪郭と長穴のスケッチ
XY平面を選択したら輪郭と長穴のスケッチをします。
中心点スロットを選択します。
中心点スロットを選択したら原点を選択し、中心から円中心の距離を入力します。
40です。
中心からの距離を入力したら幅を入力します。
20です。
輪郭と寸法を確認します。
輪郭と寸法を確認したら長穴のスケッチをします。
中心合わせスロットを選択します。
中心合わせスロットを選択したら円中心を選択します。
円中心を選択したら、円中心間の距離を入力します。
15です。
円中心間の距離を入力したら幅を入力します。
9です。
輪郭と寸法を確認します。
輪郭と寸法を確認したらミラーを使って
溝の輪郭を中心線を基準に反転コピーをします。
ミラーを選択して
溝の輪郭を選択します。
溝の輪郭を選択したら基準線の選択をします。
ミラー中心線を選択して
原点を表示させます。
原点を表示させたらX軸Y軸Z軸が表示されるので
Y軸を選択します。
ミラーされたスケッチの確認をして問題がなければOKを選択します。
OKを選択したら原点を非表示にしてスケッチを終了します。
押し出しを使って3D化
輪郭と長穴のスケッチができたら押し出しを使って3D化します。
スケッチを終了したら押し出しを選択して
3D化するプロファイルを選択します。
押し出しとプロファイルを選択したら押し出し量を入力します。
2です。
押し出し量を入力したらモデルの確認をします。
平面の選択
曲げの基準になる中心線をスケッチします。
スケッチを作成と
モデル上面を選択します。
2Dで基準線のスケッチ
モデル上面を選択したら曲げの基準線のスケッチをします。
線分を選択して
適当な位置に垂直の線をスケッチします。
垂直の線をスケッチしたらコンストラクションに変換します。
線を選択して
橙枠部のコンストラクションを選択します。
コンストラクションを選択したら点線になったのを確認します。
点線になったのを確認したら原点と線に一致の拘束をします。
一致を選択して
線と原点を選択します。
スケッチを確認して問題がなければスケッチを終了します。
シートメタル変換
押し出しで作成したボディをシートメタル変換します。
緑枠部のシートメタルを選択して
橙枠部のシートメタルに変換を選択します。
シートメタルに変換を選択したら
ボディを選択して
素材を選択します。
選択内容を確認してOKを選択します。
画面左側のブラウザにあるボディで
シートメタルに変換されたのをアイコンで確認できます。
シートメタルのアイコンです。
曲げコマンドを使って曲げ
シートメタルに変換したボディを曲げコマンドを使って曲げます。
シートメタルを選択して
曲げを選択します。
曲げを選択したらボディを選択して
基準線を選択します。
曲げたモデルを確認すると基準線に曲げの開始位置があるので変更します。
緑枠部の曲げ線の位置で中心を選択します。
曲げ線の位置で中心を選択したらモデルと曲げの位置を確認します。
モデルと曲げの位置を確認して問題がなければOKを選択します。
OKを選択したらモデリング作業終了です。
モデルを動かして問題がなければ完成になります。
3D CAD Fusion360モデリング動画
今回のL字アングルでモデリングの練習をした動画です。