3D CAD/CAM/CAEのFusion360のレンダリング作業を紹介します。
形成した立体物に色や陰影を付けること。物体を見る視点を仮定して遠近感を出す処理や、光源の位置を仮定して影を付けるシェーディング、表面の質感を定めるテクスチャマッピングなどを行う。計算量が膨大になるため、高性能なCPUと十分な量のメモリーが必要となる。
引用元: コトバンク レンダリングとは
外観の基本操作
モデルの作成ができたら橙枠部のレンダリングを選択します。
レンダリングを選択するとワークスペースがレンダリングに変わります。
緑枠部ツールバーのコマンドなどが変わります。
ワークスペースがレンダリングに変わったら緑枠部の外観を選択します。
画面上部にあるツールバーか右クリックで表示されるメニューから選択します。
外観を選択すると緑枠部のメニューが表示されます。
外観のメニューには
- 適用
- このデザイン内
- ライブラリ
があります。
適用
適用には、ボディ/コンポーネントと面の二種類があります。
この二種類を直方体の外観で設定してみます。
ボディ/コンポーネントを選択
緑枠部のボディ/コンポーネントを選択します。
ボディ/コンポーネントを選択したら橙枠部のマテリアルをドラッグ&ドロップします。
ボディ/コンポーネントを選択してマテリアルをドラッグ&ドロップした場合
ボディ全体の外観に適用されて、このデザイン内にの緑枠部にマテリアルが表示されます。
面を選択
緑枠部の面を選択します。
面を選択したら橙枠部のマテリアルをドラッグ&ドロップします。
面を選択してマテリアルをドラッグ&ドロップした場合
ドロップした面の外観に適用されて、このデザイン内にの緑枠部にマテリアルが表示されます。
このデザイン内
マテリアルをモデルにドラッグ&ドロップすると、使用したマテリアルがこのデザイン内に表示されるようになります。
このデザイン内に表示されているマテリアルにドラッグ&ドロップして
マテリアルの変更をすることができます。
このデザイン内に表示されたマテリアルにカーソルを合わせて右クリックをするとメニューが表示されます。
メニューには
- 編集
- 複製
- 適用するオブジェクトを選択
- 割り当て解除と削除
- 外観にコピー
- お気に入りに追加
があります。
編集
緑枠部の編集を選択するとメニューが表示されます。
メニューの緑枠部で名前の変更、橙枠部でマテリアルの設定ができます。
名前の変更は日本語入力できませんが、コピー&ペーストで日本語入力することができます。
複製
緑枠部の複製を選択すると
マテリアルが複製されます。
複製されたマテリアルは名前の後ろに(1)が付きます。
二つ目の複製には(2)が付きます。
適用するオブジェクトを選択
緑枠部の適用するオブジェクトを選択すると
このマテリアルが適用されているオブジェクトがすべて選択されます。
違うモデルになりますが、このマテリアルが、すべて選択された状態になります。
割り当て解除と削除
緑枠部の割り当て解除と削除を選択すると
モデルの割り当てが解除され、このデザイン内から削除されます。
外観にコピー
緑枠部の外観にコピーを選択すると
緑枠部の外観フォルダに追加されます。
お気に入りに追加
緑枠部のお気に入りに追加を選択すると
緑枠部のお気に入りフォルダに追加されます。
ライブラリ
モデルの外観に適用するマテリアルを選択します。
緑枠部に矢印がある場合はダウンロードする必要があるので、矢印を選択してダウンロードしてください。
最後に
マテリアルの種類が多いので、後ほど各マテリアルを適用したページを作成しようと思います。