自分が社会人になったころは、インターネットが普及し始めたころで、インターネット自体を今みたいに誰でも当たり前のように使うことができなくてホームページを持っている企業も多くはなかったと思います。

そんな中、自分の勤めていた会社の社長がインターネットの時代が来る!と言ってホームページを作りました。
ホームページを作りはしたものの決まった担当者もなく、更新頻度は20年で数回で新規導入した機械も掲載されていませんでした。
特にホームページの更新がなくても仕事に支障はなかったので作って終わりという状況だったのですね。

きっかけ

勤めていた会社は多品種少量生産だったので注文に偏りがあり、忙しいときは寝るだけのために家に帰ったり、暇になると機械も人も数日止まることがあります。
お客さんも意地悪で注文をしてくれないわけではないですが、すごくもったいないですよね。

その止まってしまう日を埋めるためには、新しいお客さんと出会い、注文をしてもらうことができるような環境づくりが必要で、その方法として検索エンジン(google、yahoo、bing)でホームページの検索順位上位表示を選択しました。

検索エンジン(google、yahoo、bing)で検索順位上位表示されるということは
インターネットを使って自分たちの存在を知ってもらうこと
お客さんを見つけるのではなく、お客さんに見つけてもらうことです。

結果的に検索順位を上げて数件の新規問い合わせが数件ありました。
営業の人と空いた時間にコツコツと作り、3か月で公開してもいい程度になり公開から2か月後くらいだったと思います。

ただ、すぐのすぐお客さんにどのような経路でホームページに訪れたかを確認することはできないので必ずではないですが、検索上位表示されるようになった後、1日の閲覧数が数件だったのが数百件の日もありました。

注意するのは、新規の問い合わせが増えても自分たちの求めているお客さんではないことがあるところです。

すべて書き終えるまでどのくらいかかるか分かりませんが徐々に追記していきますね。

自分のサイトの状況チェック

ホームページを持っている場合、どのような状況なのか、ライバルのホームページとの比較、確認をします。

検索順位のチェック

どのようなキーワードで検索されたときに、自分のホームページが何番目に表示されるのか調べます。

検索エンジンを使ってキーワードを検索した人は、表示された検索結果を上から見ていきます。

上から見て行って自分の探しているであろう情報のあるページに移動しますので、自分のホームページが上に表示されると、自分のホームページを見てもらえる可能性が上がり、下や次のページに表示されていると見てもらえる可能性が低くなります。
この順番が検索順位になります。

こちらの画像はGoogle Search Consoleでチェックできる検索順位とクリック率の関係で、4位になると一桁%になっているのが分かります。(このブログのデータです。)
工場系HPで検索上位の重要性

Google Search Consoleは登録とデータ取得まで時間がかかるので
とりあえず検索順位チェッカーで調べたいキーワードの検索順位を簡単に調べてみましょう。

  1. 緑文字部にホームページアドレスを入力
  2. 橙も文字部ににキーワードを入力
  3. 黄枠部にチェックを入れる
  4. 赤枠部をクリックして順位チェック

検索順位チェックツールの使い方

旋盤工場の場合、旋盤、旋盤加工、地域+旋盤加工などでしょうか。

こちらの画像は今日チェックした順位です。(元勤務先)

seo対策後の検索順位
最初は、すべて圏外だったのですが検索順位を意識したホームページにして検索上位になりました。
一時期googleとyahooのスマホ順位は全部10位以内だったのですが、更新していないからか落ちてしまっています。

まだできることがあったので、もう少し上げられたとは思います。

日々更新していると検索順位が徐々に上がっていくのが目に見えて確認できるので加工同様にやりがいがあります。
この検索順位はライバル企業のホームページを入力して順位を確認することができるので、ライバル企業が上位だった場合、またやりがいがあります。

変更点

検索上位表示されるまでに行った変更点です。

  • ssl化(https)
  • スマホ対応化
  • ページ内容

ssl化(https)

ssl化は暗号通信化のことでhttpにsが付いてhttpsになります。

Microsoft Edgeの場合
気が付きにくいですが
ssl化されていると鍵のマーク
ssl化されていないと!のマークです。
マークをクリックすると安全性に対する説明が表示されます。
ssl化の違い比較(Microsoft Edge)2

Google chromeの場合
ssl化されていると鍵のマーク
ssl化されていないと!のマークで横に保護されていない通信と表示されます。
マークをクリックすると安全性に対する説明が表示されます。
ssl化の違い比較(Google chrome)

特に閲覧できなくなるわけでもないし、パスワードもクレジットカードも扱っていないので問題ないように思いますが、検索順位への影響をGoogleが公式で発表しています。

HTTPS をランキング シグナルに使用します

スマホ対応化

スマホ対応化はモバイルフレンドリーのことです。
スマホなどでホームページを閲覧したときに利用しやすく表示されている必要があります。

どんな端末を使用していても、的確で関連性の高い検索結果が表示されるべきだ、と Google は考えています。スマートフォン、パソコン、タブレットのどれを使用していても、検索結果は的確で見やすいものであるべきです。そこで、Google では昨年より、サイトがモバイル フレンドリーかどうかをモバイル検索でのランキング要素の一つとして使用し始めました。

スマホ対応化されているかは、こちらで確認をすることができます。

緑枠部にホームページアドレスを入力して
赤枠部をクリックします。

モバイルフレンドリーかチェック作業

検索結果の違いは分かりやすいですね。
モバイルフレンドリー対応か確認方法

ページ内容

ホームページを訪れた人に分かりやすいようにページ内容を変更しました。

検索エンジンを利用した人は、なにかを解決したくて検索エンジンの検索窓にキーワードを入力し、解決できる情報にたどり着こうとします。

例えば食堂を探しているとして、簡単にメニューが書いてあるだけのお店と
メニューのほかに、値段、材料、写真、動画、地図などが掲載されていて情報が豊富なお店のホームページがあった場合
情報が豊富なお店を利用するかと思います。
そして情報が豊富なお店が検索上位に表示される傾向にあります。

機械の紹介でストローク部を上の例のように
1000x500x350 だったのを
移動量X1000mm Y500mm Z350mm ベッド寸法X1200mm Y700mm ベッドから軸端面までの距離Z550mm へ変更をしました。

次のページではホームページの作成に必要なものを書いていきます。